貫地谷しほり主演「くちづけ」

映画「くちづけ」
非常に意味深い作品ですね。

舞台が知的支援を目的としたグループホームなため
デリケートで表現が難しい中、登場人物たちの温か
でピュアな部分がユーモアを取り混ぜ描かれていた
と思います。

貫地谷しほりさんは、映画初主演だったようです
が、「スウィングガールズ」のまだ、17~18歳の時
から約9年経って確実に成長していい女優さんにな
っています。

シリアスからコメディまで幅広く演じられるところ
が魅力ですね。

貫地谷しほりさんは、芸能界に入るきっかけは、
中学生の時に、新宿の駅でのスカウト。

その後、Ito M スタジオ研究生として演技の勉強を
したそうです。

やはりきちっとした鍛錬が今の演技の基礎になって
いるのでしょうね。

幼年期から青年期にかけて、一番成長する時期に
自分の目標を見つけ勉強できることは、素晴らし
ことだし、幸せなことですね。

この映画「くちづけ」は、そのほか沢山の実力派
俳優さんが出演しています。

得に、竹中直人さんの障害を持った父で不幸にして
癌に侵されてしまうという役は、名演でした。

竹中さんは、オーバーアクションのコメディ的な
演技が印象に残ってしまいますが、こういう演技
も上手なんだと感心させられました。

実話に基づいた作品とのことなので、なおのこと
辛すぎました。


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また沢山ある見どころの内、カメラアングルなど
撮り方も面白いとこです。

元々が、宅間孝行さんの脚本で彼の主催する劇団
「東京セレソンデラックス」で上演した作品を
映画化したため、意図的に舞台のような感じで撮
れています。

宅間孝行さんも脚本、演技と才能豊な方ですね。

彼の演じる「うーやん」は、この作品を形付ける
非常に大切な役で、ある意味「うーやん」が
いてこその作品です。

テレビでは、あまり宅間孝行さんを主役で見かけ
ることはありませんが、彼ならではの演技を
もっと見てみたいです。

また、ホーム運営者役の平田満、麻生祐未さん
そして「あまちゃん」出演でブレイクした一人、
ホームの娘役の橋本愛ちゃんもとても良かった。

健常者の高校生が偏見なく接する姿が、心救わ
れました。

「うーやん」への突っ込みがいいんですね。

2013年の作品になりますが、まだご覧になって
いない方には、是非ご覧いただきたい映画です。

2015年5月31日 | カテゴリー : 映画 | 投稿者 : tomu