チャコちゃん(四方晴美)さんをご存知でしょうか。
チャコちゃんは元祖テレビ時代の大人気子役(キッズタレント)です。
日本で民放放送が始まったのは昭和28年で日本テレビでした。
そしてテレビが広く家庭に普及したのが昭和30・40年代です。
その時代に国民的人気の子役がチャコちゃんだったんです。
ちょうど55年前の東京オリンピックのころですね。
正式な名前は四方晴海(よもはるみ)さんなのですが誰もがチャコちゃんと呼んでいました。
ショートカットの男の子みたいなお転婆キャラの元気な女の子。
元気で朗らかなチャコちゃんはみんなに愛されていたんですね。
ドラマのチャコちゃんシリーズは全5作。
シリーズ全体で229回も続きました。
その各シリーズの回数の多さからも
いかにチャコちゃんがお茶の間の人気ものだったかわかります。
■チャコちゃんシリーズ
チャコちゃん社長(1964年7月 – 10月、TBS)-全12回
チャコちゃんハーイ!(1965年2月 – 1966年1月、TBS)-全52回
チャコちゃん(1966年2月 – 1967年3月、TBS)-全61回
チャコねえちゃん(1967年4月 – 1968年3月、TBS)全52回
チャコとケンちゃん(1968年4月 – 1969年3月、TBS)-全52回
■チャコちゃんのプロフィール
氏名:四方晴美(よもはるみ)
生年月日:1957年5月9日
出身地:東京都大田区田園調布
活動期:1962年 – 1980年代
元祖テレビ時代の子役チャコちゃんはどのようにして生まれたのでしょうか。
この時代まだテレビの歴史も浅く、
今と違って誰もが子役になれるチャンスがあるわけではありませんでした。
子役(キッズタレント)も出演者・制作者の関係者や身内が多かったんです。
チャコちゃん(四方晴海)もやはり俳優である父・安井昌二、
母・小田切みきの2人娘の末っ子です。
姉の四方正美さんも子役出身の女優として活動しました。
今は子役オーディション、スクールやレッスンなどがあり
子役を目指すには恵まれています。
また大手プロダクションが無料オーディションを開催しているので
チャンスがありますし、
お子さんの適正をみることもできるようになりました。
時代も令和になりました。
そして2回目の東京オリンピックの開催です。
令和のチャコちゃんが誕生はあるでしょうか?
楽しみですね。